キャストインタビュー

愛染ですね。TVアニメでも、彼の視野の広さを感じる部分はありましたが、今作ではその側面をより深く知れたような気がしています。バンビ時代のストーリーで、彼が野目の人生のキーパーソンであることがわかるシーンがあるんです。それを知ったときはとても驚きましたが、当時のふたりの関係性の渋さには痺れましたね。野目と愛染は大人だな、と。カフェやファミレスなどにはいてはいけない雰囲気さえあって(笑)、あの年齢、高校生同士の会話で、「ああ」という相づちはそう出てこないものですが、このふたりにはそれが不自然ではない成熟した空気感がありました。
MooNsのメンバーは増長のことを「リーダー」と呼ぶのですが、バンビ時代はまだその呼び名がなく、今とは違うみんなの呼び方が新鮮で面白かったです。当時のメンバー同士の関係性も興味深くて、例えばMooNsがキタコレやTHRIVEをどう見ていたのか、といった心情も丁寧に描かれています。
バンビ時代はあくまで過去のことですから、現在を知っている身としては過去になにが起きてもその結果はわかっているわけですが、じゃあその結果になった理由や原因は……というところですよね。これ以上はネタバレになってしまうので言えませんが、どのエピソードにも驚きや新鮮さがあり、演じるのも本当に楽しかったです。
コーナーのないラジオ番組で、ただただ喋ってみたいですね。野目は僕よりも大人なので、僕発信の話題だとなかなか話が続かないかもしれませんが(笑)。それから、アクションが得意な野目に特撮ヒーローを演じてもらって、僕が吹き替えを担当するのも面白そうです。仕事じゃなくても、ふたりで一緒にお酒をのんでみたい気持ちもあります。彼となら、仕事よりもプライベートのほうが深い話ができそうです。
お疲れ様です。マジでお疲れ様です(笑)。B-PROJECTのメンバー14人と一緒に仕事をするのは、すごく大変だと思っています。なんせ、みんなすぐにプライベートな問題を持ち込んでくるし(笑)!
ゲームをプレイする方はA&Rとして彼らと一緒に仕事をすることになりますが、苦労や問題だらけだと思います。ぜひ一緒に大変な思いをしてもらって、一緒に乗り越えて、素敵な景色を見ていただきたい。
また、今作で描かれるつばさと野目の関係性にも注目して欲しいです。そこに本編を通して成長する彼の姿が見えると思いますので、ぜひよろしくお願いします!